2月のFTP計測
1か月のZwift生活で、4wk ftp boosterがちょうど1周分終わったので、FTPを再計測。
今回はちょっと体重を減らし65㎏。
参考として、計測前のレスト状況だが、水曜夜に「4week Day 4 - Sub-threshold XX #2」を終了させ、木曜日は飲み会レスト、金曜日もフルレスト、土曜日午前に計測というところ。
前回は252W 67㎏だったが、今回はどうなることやら…。
252W 67㎏→259W 65㎏
計測中の体感としては、
300Wメニュー→「ま、まだ回せる感触…、これなら10分は継続できそう…」
320Wメニュー→「あああ!太ももに乳酸モリッモリ溜まりだしているのがわかるううう!!」
340Wメニュー→「もーむり!でも、このメニューと次(360W)の2分ぐらいまでは頑張りたい!」
360Wメニュー→あっ…😇(開始10秒で撃沈)
という感じ。
計測結果は259Wだけど、心の贅沢でZwift上はFTP265Wに設定。
「Re:ゼロから始める4wk FTP Booster」2周目はっじまーるよー。(死んだ目)
2019PBP振り返り その4「旅行準備編」
PBP関連のブログなど読み漁ると、皆さんが調達物・持参物の振り返りをされていて、この記事は何番煎じだという気がしましたが、引き続き書くことにします。
6月月初から、旅行グッズ、自転車予備パーツや交換消耗パーツ、飛行機輪行パーツを本格的に収集開始する。
ここでは、主にハード面での準備(購入・調達物)の記載をしておく。
自分が購入してPBPにて使った小物類ですが、感想を独断で◎○△で残しておく。
◎:買ってよかった。おすすめ。
○:必須ではない/他で代用は可能かな。
△:使わなかった…。
なお、当時の情報ネタ元は、タイムラインの皆さまがPBP準備用に買った宣言のものだったり、PBP準備ブログ記事を書かれていたばるさんの情報だったりします。
(この場をお借りして感謝申し上げます。)
旅行グッズと一言感想
- アイマスク(飛行機用)
○飛行機の仮眠で役に立った。私はあってよかったが、気にならない人は不要。 - 耳栓(飛行機、PBP仮眠所用)
◎仮眠所で役に立った。今回はamazonの1,000円のやつを買ったが、100均一のオレンジ色スポンジで違和感なく寝れる人ならそれで十分。 - 電源コンセント変換プラグ電圧変換対応(↓こんなの)
○品質は問題なく、ホテルで普通に使えた。接続するAC電源が最初から100-240Vに対応しているなら、電圧変換機能はなくても(数百円程度の型変換コネクタでも)大丈夫だったと思う。 - Anker PowerPort 6 Lite (30W 6ポート USB急速充電器)
◎今まで持っていたものが、ポート単位の故障が出始めたり、本体がベトつき始めたので、今回の旅行で買い替え。
パリでも、↑の変換プラグとの組み合わせで問題なく使えた。 - モバイルバッテリー10500mAh ELECOM EC-M01BK
◎Volt800を昼間に2個同時充電するために、2口&10000mAhオーバーのモバイルバッテリーを探し、たまたまAmazonでセールだったElecomのものを2個調達。
もともと持っていた5000mAh(Anker PowerCore Fusion 5000)1個も持って行った。
- SIMカード(Orange Holiday 8GB)
◎SIMロック解除済iPhone7は(MVNOのプロファイルを消せば)SIMを挿すだけでつながった。
全旅行行程でも2GBぐらいしか使わず、もっとガンガン使ってもよかった。 - リップクリーム(日焼け防止)
×もともと日焼け防止のためのリップを塗る習慣が無く、フランスでは直射日光がそこまで強くない日が多く、存在を忘れてしまっていた…。
ちょっと唇焼けたけど、そこまで酷いことにはならなかった。 - アースブルー Protect J1
◎かなり助けられた。300km以上のブルベには必須。
パーツ類と一言感想
- パナソニック 乾電池 リチウム乾電池 単4形 4本パック FR03HJ/4B
○etrex用の軽くて長持ちリチウム電池。お値段はかなり高い。 - ブルベカードケース+100均ネックストラップ
○モンベルマップケース。モンベルオンラインサイトでは既に見つからず、多分、ディスコンになってる…(悲しい)
ブルベカード、パスポート、クレジットカードを入れておいて問題なく使えた。 - マッドガード
△フロント GORIXフェンダー マッドガードマン
△リア BBB フェンダー スリムガード
結果だけ見ると、雨はふらず無用の長物だった…。
雨が降る可能性を考え装着して出走したが、トラブル(後に記載)が起きてしまい往路のルデアックのドロップバッグに収納した。 - OGK KABUTO ビナートX (クリア/調光レンズ仕様)
◎これまではビナートXの通常仕様を使っていて、クリアレンズとダークレッドレンズを持ち運びつつ、ブルベ休憩中(PC等)に入れ替えて使っていたが、PBPでは「レンズ持ち歩き中の紛失・破損防止」「入れ替え作業時間の回避」「トレインから脱落したくないがために、入れ替えをサボるリスク(事故リスク)回避」を目的に調光レンズ仕様を購入。
飛行機輪行グッズと一言感想
- QBICLE バイクポーター PRO コンパクトサイズ
○三辺合計が203cmの箱。飛行機がANAなのでノーマルサイズでもよかったのだが、今後も使い回す可能性があり、どの飛行機会社でも使えるだろう203cmのものを購入した。
- QBICLE eco-trolley
◎飛行機箱を使いうと気には絶対あったほうがよい。国内でも海外でも、箱を担いで移動するのは重量的に不可能なため、コロコロをつけよう。
長距離でトラブルになりやすい自転車消耗品も新調、交換
- グラベルキング26C
◎安心と信頼のグラキン。 - BBBウルトラストップハイパフォーマンスブレーキシュー
○1セット装着+1セットドロップバッグ。結局ドロップバッグ分は使わなかったが、ずっと雨の可能性もあるため予備は準備しておこう。 - シマノ クリートセットシングルモード SM-SH51
○意外と忘れがちだけど、トラブったら目も当てられない。 - MAXXIS ウルトラライト チューブ 700x18/25C 48mm
○結果としてはノーパンクだったが、2本所持、2本ドロップバッグに入れておいた。
荷造りについて
旅行及びPBP走行に必要と思われる荷物をリストアップし、どこに格納するのか整理していく。
今回はGoogle スプレッドシートを使用した。
また、荷物の詰め忘れが心配になって何度も確認したくなる心配性な人(私)は、詰める前に内容物を並べて写真を取っておきましょう。
2019PBP振り返り その3「2019年上期」
年が明けて、2018年度のBRM1000/RM1200+の完走者がプレ登録可能な1/14朝(日本時間8時)に、速攻プレレジ登録を実施する。
「早い時間帯に出走すると、PCや仮眠所が比較的空いている」というPBP勉強会の教えに従って、狙っていた90時間制限の2番めのウェーブ(J組18:15)に無事登録完了。
自動送信の受付メールに添付されたPDFファイルが0Byteファイルになっていたりで、フランス品質やなぁという話題でTLが盛り上がった。
その後、参加者多数のため、90時間スタートが前倒しされ「H組17:45(変わらず、90時間制限の2番目のウェーブ)」に移動させられるが、2ウェーブ目に出走というのは目論見どおりなので、ここでは変更をせず。
また、パリへの往復航空券や現地のホテルについては初の海外旅行で個別手配は難易度が高いと考え、グッディスポーツツアー(株式会社グッドウィル・ツァー)のパッケージツアーを利用することとした。
並行して2019年度ブルベもスタート。
1月~4月上旬までにSRを取る計画とし、予備および走力確認のため200/300/400/600それぞれ2種類ずつ申し込んだ。
結果としてDNFやDNSを挟むも下記の4つを完走した。
- BRM119日本橋200 完走
- BRM126東京300 完走
- BRM223神奈川400 完走
- BRM330東京600 完走
3末時点でSRを確定させ、次週は装備調整 兼 友人のエスコートで下記にも出走し完走する。
- BRM406たまがわ600 完走
SRが確定し出走条件が整ったため、4月中旬にグッディスポーツツアーに正式に申し込みを実施する。
トータルで38万円ほどかかったが、私自身が初の海外旅行ということもあり、極力リスクを避けるために過去実績のあるツアーを利用したのは妥当な判断だと思っている。
(羽田発着のANA直行便、8/15出発、8/24戻り、海外旅行保険あり、ドロップバッグあり、懇親会あり)
https://www.goodwilltour.com/sub_cycle/PBP2019.html
しかし、ゴールデンウィークに出走したBRM502日本橋1000では、心肺機能が不調になり400km弱でDNF。
PBPに向けて一抹の不安を残すこととなってしまった。
明日はこんな感じ。ゆるゆる行きます。 pic.twitter.com/MrI3YBLI2d
— なまんe@ (@namane2400) 2019年5月1日
福島駅でDNFします。時間的にはPC3ギリギリ間に合いそうだったのですが、心肺の調子が悪くなってきて、これ以上進むと東京に今日中に戻れなくなるため撤退としました。 pic.twitter.com/PKGIZcm1ub
— なまんe@ (@namane2400) 2019年5月3日
5/25のPBP本登録の受付開始と同時に、私も本登録を実施。
これで(仕事で変なことが起きない限り)PBPの舞台に立てるだろうと一安心した。
2019PBP振り返り その2「2018年」
パスポートを入手したからには、本格的にPBPへの参加を計画する。
その後、2018年に1000kmブルベを完走しているとPBP仮登録の優先権が与えられると知り、R東京さんのBRM1005東京1000いってこいビワイチの参加を決意する。
この年の1005は国内の複数のクラブで1000kmが予定されていたが、ちょうど台風25号が日本に接近するとのことでぎりぎりまで開催されるか不明だった。
最終的には、台風は少しだけ日本海側に逸れたため、R東京さんの1000kmは開催されることになった。
台風の影響で、1日目と3日目は超追い風の図。
一日目と三日目追い風過ぎない pic.twitter.com/D0rLeLRyS2
— なまんe@ (@namane2400) 2018年10月4日
2日目(琵琶湖周回)は、雨と向かい風に苦しめられたものの、雨具をつけての走行経験を積むことができたから結果オーライではあった。
1日目、3日目は予報通りの追い風でタイムを稼げ、68時間で無事に完走認定を受ける。
一般的週末自転車愛好家なので1000km走れた pic.twitter.com/ExbHkG2pQJ
— なまんe@ (@namane2400) 2018年10月7日
12月には、AR日本橋さんのPBP勉強会に参加し、過去の完走者の話や出走前後の準備について話を伺った。
エッセンスは記録に残してもおそらく問題ないと思うのでここに記しておく。
AR日本橋さんPBP勉強会メモ
- PBP開催年の5月中旬までには、600を走り切るべき
- 目安1月200,2月300,3月400,4月600,5月予備
- メリデメの両方があるが、早い時間帯に出走するとPCや仮眠所が比較的空いている
- 初心者には、グッドウィルのツアーおすすめ
- 飛行機輪行は?
直行便がおすすめ(自転車の載せ替えが無い為壊れづらい)。
ソフトバッグはサイズオーバーで追加料金取られる可能性あり。 - 通信
SIMフリー端末+プリペSIMがおすすめ
キャリア Orange、ブランジュ、SFR、Free
Amazonで事前購入 or 現地空港 or 現地キャリアショップ
APN設定を調べておく、WiFiルータの場合はアクティベーションに注意
- 事前食料品調達
カルフール(スーパーマーケットチェーン)等で調達可能。
日曜日は休みであることが多い。(出走日は日曜夕方。土曜のうちに買っておく必要あり)
レストランはあるが、安くはない。
スタート後80kmは補給ポイント0なのでそれを考慮して調達 - 受付+車検
スタート地点(待機時)の食事は自分で用意すべき!
申込時に「スタート地点での食事」が申し込めるが、待ち時間膨大+量が少ない - コース
前回(2015)は1,230km、獲得11,000mぐらいある。
ただし最高標高は350m。延々と細かなアップダウンがある
街と平野と丘だけ
信号は20もなく、ラウンドアバウトだらけ。
右側通行なので注意。クリートは右側外す練習を
GPSは持参したほうが良い
路面は悪くない。ただし、雨が降ると滑りやすい - クローズ時間は特殊(ブルベルールとはまた違う)
信号内ので走りやすいし、貯金も作りやすいが、意識的にストップしないと休めない
集団走行に無理についていかない。マイペース - 2015年の気温
最低7度~最高28度。夏の北海道。湿度は低い
レインウェア必須。急に雨が降る。
薄手のネックウォーマーもおすすめ - 反射ベスト EN20471規格が必要
※後に、2019PBPはひとつ下の規格でもOKになった
夜は着ないと、現地の法律違反
非メッシュベストが防寒具代わりとしてもいいかも - PCでの過ごし方
PBPのPCは広い、小中学校のような敷地。相当歩くと考えること。
急いでも(チェックだけでも)30分はかかると覚悟して計画すること
SPD-SLの場合、クリートカバーは必須 - 補給例
PCでバーorレストラン
売店でパワーバー的なもの購入
ドロップバッグに入れておく
町中の商店
私設エイド 水補給可能
胃薬忘れずに!→ガスター10おすすめ
フランスの水は硬水。合わない人は注意 - 睡眠
90時間制限は、夕方スタート~翌朝の夜明けまでに1時間仮眠をとることをおすすめ - ペースについて
スタート盛り上がるため、ハイペースになりがち。
自分のペースを忘れずに。後ろからたくさん集団が来るから、自分のペースに合うトレインに
DNFするにしてもブレストがよい。TGVでパリまで戻れる
PBP前に1,000km走っておこう
DNF用の鉄道情報を事前に調べておこう
DNF時に、パリまで戻るために苦労することがあるため、帰りの飛行機は余裕を持とう(観光するつもりで、終了後に中一日入れるのが良い) - アプリ/持参物
AccuWeatherで調べる(アプリ)全世界対応の天気予報アプリ。
200ユーロぐらいは現金を持つ。
基本カード使えないと思ったほうが良い。
※2019PBPはかなりカード使えた
VoiceTra 翻訳アプリ、オンラインで使える
Google翻訳 オフラインでも使える
アイウェアは調光レンズがおすすめ
擦れ対策 Protect J1
2019PBP振り返り その1「参加決意」
先週、フランスからPBPのブルベカード、DVD、リザルトが帰ってきた。
これで2019PBPの全てが終わってしまった。
半年近く過ぎてしまったが、2019年に参加した2019 Paris-Brest-Paris Randonneur (以下PBP)の振り返りメモを残して行きたいと思う。
自分自身が2023年に読み直した時にこの感動を思い出せるようにするためであり、また将来の誰かの参考になれば幸いだと思って書くことにする。
私が2019PBP参加を意識し始めたのはいつだったか…?
多分、2018年の6月頃だったと思う。
ブルベ参加2年目で、AJたまがわさんの600(BRM519たまがわ600那須)を完走し2018SRを確定、いっぱしのランドヌールとしての自信を少し付けたところだった。
また仕事面でも、ちょうど一年後(2019年5月)に大きなプロジェクトが終わるスケジュールになっており、多少トラブって長引いたとしても2019年8月は纏まった休みが取れる可能性が高いことが分かった時期である。
その時までは『私ごときがPBPなんて…。』と思っていた。
でもこの時、『あれ…、これはPBPに参加可能なのでは…?』と思ってしまった。
そう思ったら、もう止めることはできなかった。
その時まで私は海外旅行などしたこともなく、何をどう準備すればいいかもわからなかったが、こういうものは勢いが大事とばかりに即座に「有効期限10年のパスポート」の手続きに向かい、7月にはパスポートを手に入れていた。